円形脱毛症に気づいたとき
私は現在28才の専業主婦です。
今でも小さな脱毛がありますが、目立つような大きなものはありません。
私が初めて脱毛に悩まされたのは高校1年生の時でした。
ある日、いつものようにヘアセットをしても、何故か前髪が変な所で分かれるようになってしまったのです。
最初は脱毛が原因だとは気付かず、変な癖がついたのかなぁ…程度に感じていました。
1週間程すると、毛のない部分が大きくなり、これは円形脱毛だ、と気付くことになります。
当初、受験に部活、進学してからの人間関係でいろいろな悩みを抱えていた私の体には、自分が考えるよりも大きなストレスがかかっていたのでしょう。
まさか自分の髪が抜けていくなんて考えたこともなかったので、とても驚き、悲しく、落ち込んだことをよく覚えています。
脱毛箇所
脱毛箇所は、頭部前方(生え際)に1か所、頭部後方に5か所。
計6か所にもおよび、それぞれが500円玉より1周り位大きい、いびつな円形でした。後頭部にあるそれは、2、3か所がくっついて、大きな脱毛になっていた時期もありました。
脱毛箇所を隠すアイテム
学校を休むわけにはいかなかったので、目立たないようにと私が使ったのがアイブロウペンシル。
薬局のテスターで柔らかい芯のアイブロウペンシルを選び購入し、毎朝脱毛箇所に優しいタッチで髪の毛を描き、学校に行っていました。
診断がついてすぐに大学病院の皮膚科へ通い、1週間に1度の通院。患部に薬を塗ってもらい、根気強く通うこと6カ月。少しずつ、チクチクとした新しい毛が生えてきた時の喜びは今でも忘れられません。
アイブロウペンシルについては、お医者様に相談しての使用でした。
柔らかいもので、頭皮を傷めつけないもの。そして、夜はしっかりシャンプーで落とせるなら問題ないと言われていました。もし試してみようという方がいらしたら、一度かかりつけのお医者様に相談してから実践してください。(※汗には弱く、汗をかくと黒くなった汗がつたうこともありました…)
ヘアスタイル
アイブロウペンシルで脱毛箇所を目立たなくさせる他には、ヘアスタイルにも気をつかいました。
脱毛箇所が隠れるように髪を分け、三つ編みやポニーテールといった、頭部の毛が固定されるようなヘアスタイルをしていました。
その2つの工夫により、脱毛症状がひどい時期でも外出が減ることなく、ポジティブに生活できていたように思います。
まとめ
私の場合は運よく半年ほどで進行が止まり、症状は徐々に回復しました。
その後、大きな脱毛ができることもありませんでした。
たまに小さな脱毛ができてしまうこともありますが、対処方や、通う病院知っているということです。
そして何より、脱毛のことでネガティブになりすぎないことが一番の薬であるとを知っているので、症状が出ても、焦らず、なるべく普段と変わらない生活を送るよう心がけています。
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