円形脱毛症は早めに対処がおすすめ

円形脱毛症のきっかけ

現在47歳、会社員です。

私が円形脱毛症になったのは、今から5年前です。子育てがひと段落して、子供が幼稚園に入園するという機会に、私も仕事に復帰することを決意しました。

さすがに子育てと私の仕事を両立するのは、慣れるまで本当に大変でした。

その時にも抜け毛には悩まされていて、自分の髪の毛のケアは行っていたのですが、ある日突然触ってみると頭皮に違和感がありました。そして鏡で見てみると円形脱毛症があることに気が付いたのです。正直ショックでした。

円形脱毛症は初めてだったのですが、別に痛くもかゆくもありません。ただその部分を触った印象が、ざらざらしている、頭皮がじかに触れる…という感覚でした。

私は会社員といっても医療職をしているので、すぐに医師に相談しました。医師の見解は、円形脱毛症は早いうちに治したほうが良いということでした。

治療といってもいろいろな方法があると聞くのですが、私は一番手軽な方法を選択しました。その方法は、スカルプローションを塗るということです。

使用したのはグリジールスカルプローション。ステロイド剤の入ったもので、円形脱毛症に使われるものです。ただ医師には、これが効果ある人もいれば、効果のない人もいると聞きました。それでも何か方法があれば、何でも実践したいと思ったのです。

ローションの使用の方法がとても簡単でした。ただローションは、結構さらさらしているので、出しすぎると垂れてしまうというのが難点でした。

ステロイド剤というのは軟膏もあります。ただ髪の毛が生えていると、頭皮まで浸透していかないのが難点なのです。そのため、円形脱毛の時にはローションがよく処方されるとは聞くのですが、さらさらとしているので塗るときには注意が必要です。

対処が早かったため、グリジールスカルプローションを塗り続けて約1か月くらいで髪の毛が生えてきて、短いながらも目立たなくなりました。

私の円形脱毛症は、早期に改善しましたが、これが本当に進行していたら改善までに時間がかかった事でしょう。

そのため、今でも頭皮の触診、そして観察は欠かしません。もしも何かあれば早めに対処して改善させたいなあと思っています。